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リコール情報などをプッシュ通知、バーコード読み取りアプリに搭載

 メディアシークは、バーコード読み取りアプリ「アイコニット」において、製品リコールや自主回収の対象商品かどうかをユーザーに通知できるサービスを開始した。企業向けに製品情報配信サービスとして提供する。

 同サービスを利用すると、「アイコニット」で製品のバーコードを読み取った場合、通常時は企業が登録した製品情報やキャンペーンなどの情報を配信できる。加えて、製品のリコールや自主回収などの緊急情報を配信することもでき、メーカーが緊急情報の配信を指定した製品のバーコードが読み取られると、安全性に関する情報をユーザーに通知する。また、ユーザーが過去に読み取っていた製品についても、緊急情報が登録されると、その内容がユーザーにプッシュ通知される。

 情報配信サービスではこのほか、バーコード読み取り後に自社のオンラインショッピングサイトに誘導することも可能になっている。

 メディアシークは、同サービスは既存のバーコードを利用するため、製品パッケージなどの変更は不要としており、情報を「アイコニット」のシステムに登録するだけで利用できるとアピールしている。「アイコニット」は広告が表示される形で、企業も無料で利用を開始できる。

太田 亮三