ニュース

dビデオにHDコンテンツ、dアニメストアではファイルサイズが半分に

 NTTドコモは、2014年夏モデルの提供にあわせ、動画配信サービス「dビデオ」において、これまでのSD画質に加えて、HD画質のコンテンツを配信する。Wi-Fi MiracastやMHL経由でテレビに繋いで楽しむ際、これまでより高画質な映像を楽しめるようになる。

 dビデオは現在、映画やドラマ、アニメなど約2万タイトルが配信されている。当初は、そのうち100タイトル以上でHDコンテンツが容易される。見放題および個別課金のレンタルで利用でき、Wi-Fi経由で接続している状態でのみ、HDコンテンツをストリーミング、あるいはダウンロードできる。

dアニメストアでH.265/HEVC

 アニメ配信サービスの「dアニメストア」では、人気ランキングで上位30位までに入るような作品を中心に、H.265/HEVC形式のファイルを用意する。これにより、品質は維持しつつ、ファイルサイズがこれまでの52%になるとのことで、ダウンロード時間や通信量がほぼ半分になる。

 H.265/HEVC形式への変更は、今後、dビデオでも実施される予定。

関口 聖