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まばたきや視線の動きで眠気や疲れがわかるメガネ「JINS MEME」
目の動きでスマホ操作も
（2014/5/13 14:16）
全国でメガネチェーン店「JINS（ジンズ）」を展開するジェイアイエヌは13日、独自の眼電位センシング技術を用いたアイウエア「JINS MEME（ジンズ・ミーム）」を発表した。2015年春に製品化したものを発売予定。
JINS MEMEは「自分を見る」をコンセプトに、三点式眼電位センサーを搭載したメガネにより、体の状態を可視化・管理することのできるアイウエア。オフィスモード、ドライブモード、フィットネスモードが用意され、まばたきの間隔や目線の動きをセンサーが感知することで「疲労指数」や「眠気」を測る。測った情報は、Bluetoothで接続したスマートフォンのアプリと連動して情報が可視化される。
たとえば、ドライブモードで眠気の数値が高い場合、アラートを出すことで休憩を促すことができる。フィットネスモードでは、フレームに内蔵された加速度・角速度センサーにより頭部の微細な動きをキャッチし、歩数や活動量、消費カロリーをカウントする。
まだ開発段階というが、画面にタッチすることなく、まばたきや視線移動に合わせてスマートフォンを操作することもできるようになる。同社では開発者向けに、JINS MEMEのAPIを公開し、スマホ連携が可能になるアプリケーションの開発を促進する方針。
JINS MEMEのデザインを監修したのは、Audi A6をはじめとした数々の有名プロダクトを手がけたデザイナーの和田智氏。これまでのメガネ型ウェアラブル端末と違っている点は日常的に使用することのできる“普通のメガネ”としての佇まいを保っている点。デザイン性、日常性を重視するJINSブランドらしいこだわりが感じられる。
