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Androidのアプリ監視機能が強化、インストール後も常時チェックへ

 Googleは、Android向けのセキュリティ機能を拡張し、アプリの内容や動作をチェックする機能を、インストール時だけでなく常時働くようにすると発表した。

 今回のセキュリティ機能の拡張により、アプリの挙動や安全性を確認する仕組みはインストール後にも有効になり、安全でないと判断されたアプリは、警告が表示されたり、動作がブロックされたりするようになる。強化されたアプリの監視機能は、Google Playに対応したAndroid 2.3以降の端末に提供される。

 すでにGoogleは、「Google Play ストア」からダウンロードできるアプリについて、挙動や安全性を審査する仕組みを「Google Play ストア」のバックグラウンドで運用している。また、「Google Play ストア」以外からアプリをダウンロードしてインストールする際、安全性を警告する仕組みも、すでに提供している。一方、これらの機能はこれまで、アプリのインストール時に働く機能で、すでにインストールしたアプリに対しての対策にはなっていなかった。

太田 亮三