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海外でもLTE、ドコモがLTE国際ローミング開始

 NTTドコモは、同社のLTE対応スマートフォンなどを海外のLTEネットワークでも利用できるようにするLTE国際ローミングを3月31日より提供する。

 これまでも、ドコモの携帯電話を海外でもそのまま使える“国際ローミング”は提供されてきた。海外のLTEネットワークが徐々に拡がってきたこともあり、今回、ドコモでもLTE対応の国際ローミングが提供されることになった。他キャリアでは同様の取り組みを既に実施済であり、ドコモが最後発という形になった。

 対応エリアは、米国(本土/ハワイ/アラスカ/米領バージン諸島)、カナダ、フランス、香港、マレーシア、プエルトリコ。このうちマレーシアは4月から提供される。

 料金はパケット定額サービス1日「海外1dayパケ」「海外パケ・ホーダイ」の対象。なお、海外1dayパケは地域によって料金が異なり、たとえば香港やマレーシアは1日980円、米国本土やハワイは1日1580円となる。一方、海外パケ・ホーダイは1日最大2980円。

 対応機種はiPhone 5s/5c、および、2013年冬以降に登場したAndroidスマートフォンやタブレット、データ通信端末(型番末尾のアルファベットがFのもの、G2除く)となる。Android端末はいずれもソフトウェア更新が必要で、今後、更新が案内される。発売済で、なおかつ現時点で非対応となっている機種については、今のところ、対応の予定はないとのこと。

関口 聖