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10代~20代の“スマホ女子”、半数が「ガールズ顔文字」を使う

 メールよりLINE、スタンプの使い分け、新しい“ガールズ顔文字”――トレンダーズとリビジェンの調査を通じて、女性スマートフォンユーザーのコミュニケーションのあり方が見えてきた。コミュニケーションをテーマに、インターネットを通じて実施された同調査(調査日10月10日)は、500名の女性スマートフォンユーザー(10代250人、20代250人)を対象にしている。

 スマートフォンで普段使っている連絡手段として「LINEなどのインスタントメッセンジャーアプリ」が89%、「メール」が43%などとなった。さらに“最も利用頻度が高い手段は?”という設問でも、LINEに代表されるコミュニケーションアプリの利用が約8割、メールは約1割となり、大きな差が見られる結果となった。特に10代では、メールを最も使う、という回答が3%に留まった。

 LINEなどでやり取りする際の表現に関しては、特殊な記号を組み合わせた顔文字の利用が増加していると指摘。この顔文字について、同調査では“特殊顔文字”と呼び、さらに若い女性の利用が増えているとして、“ガールズ顔文字”とも呼んでいる。今回の調査では、10代/20代女性ユーザーの約5割がこうした顔文字を利用していると回答していることが明らかにされた。一方、メール時代に利用されていた絵文字の利用頻度が下がり、ガールズ顔文字を使う人が増え、さらにスタンプの利用頻度が高まった、という回答も特徴として見受けられたという。ただ、そうした表現は親しい間柄の人とだけに限り、相手によって使い分けている、と同調査では指摘している。

関口 聖