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米モトローラ、デザインを選べる米国生産のスマホ「Moto X」発表

 米モトローラは、Androidスマートフォンの最新モデル「Moto X」を発表した。専用Webサイトでデザインを選んで注文できるほか、米国内で端末の生産を行うことも特徴に挙げられている。8月上旬~9月下旬にかけて、北米および南米にてキャリアを通じて発売される。2年契約のプランでの価格は199ドル。

 衣服や身の回りの道具を選ぶように、スマートフォンのデザインも選べるというコンセプトが特徴で、専用Webサイトからの注文では、2000種類以上の組み合わせから選択できる。また、端末は米国内で生産され、米国においては注文から4日で届けられるとする。声やモーションセンサーによる操作も新たに搭載・拡張されている。

 「Moto X」は、LTEに対応し、4.7インチ、1280×720ドットの有機ELを搭載するスマートフォン。OSはAndroid 4.2.2で、1000万画素のメインカメラ、200万画素のインカメラを備える。アーキテクチャーは「Motorola X8 Mobile Computing System」。メモリは2GBで、ストレージは通常版が16GB、オンライン販売では32GBも選択できる。また、2年間はGoogle Driveで50GBの容量を利用できる。

 通信機能は、LTE、UMTS/HSPA+(下り最大42Mbps)、GSM、GPRS、EDGE。CDMA/EVDO Rev.A対応版も用意される。無線LANはIEEE802.11a/g/b/n/ac(デュアルバンド対応)。Bluetooth 4.0 LE+EDRに対応する。バッテリーサイズは2200mAhで、通常の利用で24時間駆動できるとする。大きさは65.3×129.3×10.4(最薄部5.6)mmで、重さは約130g。

「Moto X」

太田 亮三