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不審者情報のエリアに入るとお知らせ、iコンシェルと広島県警

 NTTドコモの中国支社は、広島県警察が公開している情報を活用し、「痴漢」「つきまとい」など不審者の情報があったエリアに入ると、ユーザーの携帯電話の画面に自動的にお知らせを表示するサービスを7月16日より開始する。

 今回提供が開始されるサービスは、広島県警察が公開している犯罪発生マップのうち、「ちかん」「つきまとい」などの不審者情報を利用して、ユーザーが対象のエリアに入ると画面上にお知らせを表示し、不審者に関する情報をリアルタイムに確認できるというもの。携帯電話を操作中でも対象エリアに近づくと画面上に表示されるため、子供や女性が被害に合うのを未然に防止するツールとして提供される。

 利用にあたっては、ドコモのiコンシェルを契約しておく必要があるほか、2009年の冬モデル以降で対応している、ドコモのオートGPS機能を搭載している必要がある。また、予め広島県警察のトルカをダウンロードしておく。詳細な利用手順はドコモのWebサイトで案内されている。

太田 亮三