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Tizenアプリの開発コンテスト、賞金総額は400万ドル
(2013/7/10 11:57)
新たなソフトウェアプラットフォームである「Tizen」(タイゼン)の開発を進める業界団体、Tizen Associationは、「Tizen」向けアプリの開発コンテスト「Tizen App Challenge」を開催する。アプリの応募期間は11月1日まで。
Tizenは、モバイル機器や車載機器など、幅広い機器での利用が想定されている、オープンソースのソフトウェアプラットフォーム。iOSやAndroidに次ぐ存在として、Mozillaが進める「Firefox OS」とともに“第3のOS”として、業界関係者を中心に注目されている。開発を進める団体、Tizen Associationにはインテル、サムスン、NTTドコモ、スプリント(米)、Orange(仏)などが参画している。
今回の「Tizen App Challenge」は、そのTizen向けに優秀なアプリを募り、選考するコンテスト。賞金総額は404万ドル(約4億8500万円)。ゲーム部門の大賞には20万ドル(約2000万円)、その他部門の大賞には12万ドル(約1200万円)が贈呈される。TizenはHTML5によるアプリ、サービスを中心に据えつつ、C/C++を使用したネイティブアプリもサポート。7月3日からは、最新の開発環境(SDK 2.2β版)の提供が開始されている。
審査は11月4日~25日で、12月に受賞者が発表される。授賞式の開催は2014年になる見込み。
国内ではドコモがTizen端末の導入を計画している。ドコモによれば「HTML5Caravan」と称する開発者向けセミナー、勉強会を実施しているとのこと。