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東大とソフトバンク、スマホ活用の障がい児支援企画への協力募る

東大とソフトバンク、スマホ活用の障がい児支援企画への協力募る

 東京大学先端科学技術研究センターとソフトバンクモバイル、エデュアスは、携帯端末を活用して障がい児の学習・生活支援を行う「魔法のランププロジェクト」の協力校を募集している。

 「魔法のランププロジェクト」は、スマートフォンやタブレット端末を一定期間無償で提供し、教育現場や日常生活の中での具体的な事例を研究・公開するもの。協力校は、校内や地域でのICT活用セミナーや研究会の実施を推進し、障がい児学習を支援する。

 このプロジェクトは2009年から実施されており、これまでに携帯電話やiPadを活用した障がい児学習支援プロジェクトや、日常生活の場にまで支援を広げたプロジェクトが展開されてきた。一連のプロジェクトの成果は、全国でセミナーを開催して紹介するほか、教員向け研修会や事例紹介動画の作成といった啓発活動にも繋げていく計画だ。

 協力校には、国内の特別支援学校であれば公立・私立の別なく応募できる。募集期間は1月21日~2月25日。3月中旬までに選考結果が通知される。端末の貸出期間は、2013年4月~2014年3月末。

津田 啓夢