マイクロソフト、Windows Phone 8を発表
米マイクロソフトは、スマートフォン向けのOS「Windows Phone 8」を発表した。同時にノキア、HTC、サムスンの対応端末も発表され、米国では11月より販売が開始される。
「Windows Phone 8」は、マイクロソフトが提供するスマートフォン向けのOSの最新版。個人が利用する際の利便性を向上させたほか、子供が触れる際の機能なども新たに搭載されている。
「Live Apps」機能では、ホーム画面にクーポンやチケット、ニュース、Faecbookなどのリアルタイムな情報を表示可能。従来から提供されている「Windows Phone Store」では、「Angry Birds Star Wars」をはじめとして12万件のアプリが提供されている。
「Kid's Corner」機能は、子供が安全に端末を利用できるという機能で、保護者が選んだアプリや機能のみを利用できる。このほか、チャット機能やキャリアと連携した通信料の算出機能、決済対応のNFC、マルチコアCPUなどがサポートされる。また、通話機能のように常時待受で利用できる「Skype」が今後提供される予定。
ロック画面 | ホーム画面 |
Game | Skype |
Data Sense | Rooms |
Kid's Corner | Photo Hub |
また同社は、Windows Phone 7.5搭載端末向けに、Windows Phone 8のホーム画面を取り入れるなどした「Windows Phone 7.8」を提供する予定。
「Windows Phone 8」搭載端末は、ノキアが「Lumia 920」「Lumia 822」「Lumia 820」「Lumia 810」を発表。HTCは「Windows Phone 8X by HTC」、サムスンは「ATIV S」と「ATIV Odyssey」を発表している。
端末価格は、米Verizon Wirelessでの2年契約の場合、「Lumia 822」が99.99ドル(約8000円)、「Windows Phone 8X by HTC」が199.99ドル(約1万6000円)などとなっている。どちらも発売時期は11月下旬。サムスンの「ATIV Odyssey」については12月に発売される見込み。
2012/10/30 12:46