auのiPhone 5、インドなど海外の一部地域で接続しづらい状況


 KDDIは、「iPhone 5」を国際ローミングで利用するユーザーに向けて、9月21日より一部地域で接続しづらい状況が発生していることを明らかにした。

 接続しづらい状況が発生している地域は、パレスチナ、アンゴラ、ケニア、セネガル、インド、ネパール、アルバ、バミューダ諸島。

 パレスチナでは全域で音声・SMSのローミングサービスが利用しづらい状況。同様にアンゴラは全域でパケット通信が、ケニアでは全域で音声・SMS、パケット通信が、セネガルでは全域でパケット通信が、インドでは一部地域で音声・SMS、パケット通信が、ネパールでは全域で音声・SMSが、アルバでは全域でパケット通信が、バミューダ諸島では全域でパケット通信が、それぞれ利用しづらい状況になっている。

 KDDIは「iPhone 5」に合わせて「4G LTE」のサービスを開始し、国際ローミングについても、ネットワーク側ではこれまでと異なる仕組みを採用している。このため新たに検証を行ったところ、上記の8つの国と地域で接続しづらい状況が確認されたという。KDDIは現地の通信事業者に対し改善の打診をすでに行っているが、現地の通信事業者との調整次第となるため、復旧時期は明らかにされていない。

 




(太田 亮三)

2012/9/28 13:08