ドコモ、クラウドで写真共有の「フォトコレクション」開始


 NTTドコモは、写真・動画のストレージサービス「フォトコレクション」を9月20日より開始する。利用料は無料(要spモード契約)で、保存できる容量は5GBまで。

 今回提供が開始される「フォトコレクション」は、ドコモのクラウドサービス「ドコモクラウド」のラインナップのひとつに位置付けられているストレージサービス。スマートフォンやパソコンから写真や動画をクラウド上に保存でき、ほかのスマートフォンやタブレットなどからアクセスできるようになるほか、顔やシーンを判別する処理をクラウド上で行うことで自動で整理する機能も備えている。

 対応機器は、2012年のドコモの夏モデル以降のスマートフォンと、Windowsパソコン。Android 4.0にバージョンアップを行った一部モデルも対応する。詳細な対応機種は同社のサービス案内ページで公開されている。

 スマートフォンにはアプリをインストールし、あらかじめ設定しておくことで自動的に撮影した写真などをクラウド上に保存できる。写真は1ファイルあたり最大30MB(スマートフォン・タブレットからは最大10MB)、動画が1ファイルあたり最大100MB(スマートフォン・タブレットからは最大30MB)となっている。

 保存された写真・動画は、「お便りフォトパネル」に送信する設定も可能。「年月」「人物」「イベント」「場所」「機種・サービス」などさまざまな条件で自動的にグループ分けできる。また、「Evernote」「Eye-Fi」「ハイカム」といった他社サービスと連携し、各サービスの写真などを「フォトコレクション」に保存するといった利用も可能になっている。


サービス概要図

 




(太田 亮三)

2012/9/18 17:46