国内携帯の3カ月調査、シャープがシェアトップを堅持


 コムスコア・ジャパンは、同社の携帯電話調査データベース「モビレンズ」を通じた国内スマートフォンの利用動向調査結果を発表した。調査はモビレンズの調査パネル5000人以上を対象に、2012年6月までの3カ月間のデータを抽出したもの。

 複数携帯電話所持者の重複を排除した13歳以上の携帯電話利用者数は約1億270万人。このうち、23.5%にあたる2400万以上がスマートフォン利用者となった。2011年の年末と比較すると、スマートフォン利用者は43%増加した。

 携帯電話の端末メーカー別シェアは、シャープが22.6%で首位で、パナソニックが13.6%、富士通が11.8%、NECが8.9%、ソニーが7.9%と続いた。

 スマートフォンの端末プラットフォーム別では、Androidが64.1%でトップに、アップルのiOSは32.3%、マイクロソフトのWindows Phoneが3.2%となった。

 このほか、利用されたモバイルコンテンツでは、写真撮影、メール、アプリ、ブラウザ、SMS送信の順で利用が高かった。

 

(津田 啓夢)

2012/8/21 17:15