LINE企業向け公式アカウント開始、1000万円で独自スタンプ配信も


 NHN Japan株式会社は、同社が提供する無料通話・メールアプリ「LINE」において、企業向けに「LINE公式アカウント」の提供を開始した。LINE公式アカウントを「友だち追加」したユーザーに対して、メッセージを直接配信できる。料金は初期費用が200万円、月額150万円~。1000万円でオリジナルのスタンプを配信することも可能。

 LINE公式アカウントの第1弾としては、日本コカ・コーラ株式会社、株式会社ローソン、株式会社ゼンショー、日本テレビ放送網株式会社の4社が参加。ユーザーは、これらの企業アカウントを「友だち追加」することで、各社のキャンペーンやクーポン、番組情報などを受信できる。

 NHN JapanはLINE公式アカウントについて、世界4000万人、国内1800万人のLINEスマートフォンユーザーに潜在的にリーチできる可能性があると説明。また、TwitterやFacebookなどタイムラインによるフロー型の情報配信を主としたSNSと異なり、配信した情報はプッシュ型で直接ユーザーに通知されるため、高い閲覧率を期待できるとしている。

 さらに、自社のブランドやキャラクターを活かしたオリジナルの「スポンサードスタンプ」を組み合わせることで、ユーザー間のコミュニケーションの中で違和感なく、自社ブランドに対する愛着・親近感を醸成することが可能だとしている。


ローソンLINE公式アカウントのイメージ画像すき家LINE公式アカウントのイメージ画像

 




(増田 覚)

2012/6/18 16:28