D2C、第11回モバイル広告大賞の受賞作品を発表


 D2Cは、モバイルを活用した広告賞「第11回 モバイル広告大賞」の受賞作品を発表した。

 今回実施されたモバイル広告大賞は、2011年4月1日~2012年3月31日までに実施されたモバイル広告やキャンペーン・マーケティングの事例を大賞に、作品を募集するもの。

 グランプリには、ビー・エム・ダブリューが実施した「MINI COUPE ハンティング大作戦」が選ばれた。東京23区を舞台にした参加型キャンペーンで、スマートフォンやソーシャルメディアなどを活用して人気を獲得した点などが評価された。同作品はマーケティング部門の「ベストキャンペーン」「ベストブランディング」にも選出されている。

 このほか、マーケティング部門の「ベストイフェクティブネス」「ベストユーズオブテクノロジー」として、日交データサービスの「全国タクシー配車アプリ」が選ばれている。「ベストユーズオブアプリケーション」にはライオンの「お疲れさんアラーム」、「ベストユーズオブウェブサイト」に味の素の「ギャルママを料理で応援!『mamaごはん』」、「ベストイノベーション」にサントリーホールディングスの「カールスバーグ ソーシャル・クーポンプラットフォーム」がそれぞれ選ばれた。

 クリエーティブ部門では、「ベストアプリケーション」にパナソニックの「The World Face Games」が、「ベストウェブサイト」にはスタッフサービスの「グッジョブ、私!」がそれぞれ選ばれた。

 今回の広告大賞では、スマートフォンを活用し、GPS、ソーシャルメディアなどを取り入れた作品が多数を占めたのが特徴としている。なお、7月12日には都内で授賞式が開催される予定。

 




(太田 亮三)

2012/6/4 17:44