シャープ、スマホ型電子辞書に手書き対応の新モデル


 シャープは、コンパクトカラー電子辞書「Brain」の新モデルとして、旅行モデル「PW-AC11」、TOEICテスト対策モデル「PW-AC21」の2機種を6月22日に発売する。新たにタッチパネルに対応、本体にスピーカーを装備し、搭載コンテンツも拡充されている。価格はオープン価格で、販売予想価格は2万円前後になる見込み。


左から、旅行モデル「PW-AC11」バイオレット、ピンク、TOEICテスト対策モデル「PW-AC21」ホワイト、ブラック

 

 旅行モデル「PW-AC11」は、10カ国語に対応した17冊の旅行会話コンテンツを収録。検索結果にはヒット率を表示し目的の会話を見つけやすくなっている。コンテンツ数は合計で22コンテンツ。ボディカラーはバイオレット、ピンクの2種類。

 TOEICテスト対策モデル「PW-AC21」は、スコアアップのためのテクニックや入門書、模試などのコンテンツを収録している。コンテンツ数は合計で17コンテンツ。ボディカラーはホワイト、ブラックの2種類。

 両機種ともに、片手で操作できるコンパクトなボディを採用。新たにスピーカーを搭載し、イヤホンと使い分けることが可能。タッチパネルにも対応し、手書き認識機能で文字を書いて検索できる。

 ディスプレイは2.4インチ、320×240ドットのカラー液晶で、単四形アルカリ乾電池、またはニッケル水素充電池(eneloop/EVOLTA)2本で駆動する。使用可能時間は約120時間。大きさは約71×128×14.4mmで、重さは約120g。

 




(太田 亮三)

2012/6/4 11:00