スタンダードな折りたたみモデル「WX01K」


 京セラ製「WX01K」は、300万画素カメラなどを搭載する折りたたみ型のPHS端末。かつて“京ぽん”の愛称で親しまれたシリーズの系譜を継ぐモデルで、スタンダードなフィーチャーフォン(従来型の携帯電話)としての機能を備える。10月6日に発売される予定。

 端末価格は、直販サイト「ウィルコムストア」において、「W-VALUE SELECT」と指定オプションを適用した場合に、一括購入で3万5520円となる。

 今回ウィルコムから発表されたラインナップの中では唯一の折りたたみ型モデルとなる。スクウェアでシンプルなデザインを採用し、ボディカラーはFeel Red、Lamp Black、Silky White、Shell Pinkの4色展開となる。

 3インチ、240×400ドットのワイドQVGA液晶を搭載し、サブディスプレイとして約0.9インチの白色有機ELを採用する。オートフォーカス対応でモバイルライトも利用できる300万画素カメラを装備し、最大32GBのmicroSDHCカードに対応する。

 メール保存容量は100MB、データフォルダは70MBで、メール(デコメ対応)、フルブラウザ(NetFront 3.4)、Java、ウィジェット、Flash Lite 3.1、すぐ文字、赤外線通信、イヤホン端子、microSDカードスロット、着うた、管理者ロックをサポート。Bluetoothやおサイフケータイは非対応となる。

 長くウィルコムを利用するユーザーに向けた機種となり、あわせて「だれとでも定額」で新たに契約したユーザーの中でも、通話だけではなく他の機能も利用し、1台だけ所有するユーザーを意識したモデルとなる。

 大きさは50×108×13.6mmで、重さは約109g(バッテリー装着持)。連続通話時間は約11時間、連続待受時間は約750時間となる。

 




(関口 聖/津田 啓夢)

2011/9/21 11:00