NTT東とNTTBP、Wi-Fiアクセスポイント導入に向けモニター募集


 NTT東日本(東日本電信電話)とNTTBP(NTTブロードバンドプラットフォーム)は、店舗などのWi-Fiアクセスポイント導入に関してフィールドトライアルを実施すると発表した。

 実証実験では、店舗等のモニターが契約している「フレッツ 光ネクスト」に、NTT東日本がWi-Fiアクセスポイント(ルーター)を設置して情報配信サービスなどを提供する。店舗情報やクーポン、10分間のインターネット接続体験、フレッツ・スポット契約者向けや災害時の無料ネット接続サービスなどが提供される。

 モニター募集数は約2000カ所。「フレッツ 光ネクスト」の初期工事費や契約料、月額利用料はモニター側の負担となる。フィールド調査に必要なISP費用、Wi-Fiルーター費用、工事費、サービス利用料はかからない。

 NTT東日本とNTTBPでは、スマートフォンやタブレット端末、携帯ゲーム機といったWi-Fi対応端末が普及し、外出先で利用するシーンが拡大しており、災害時のIPライフラインとしての公衆無線LANサービスも有効としている。フィールドトライアルを実施することで、店舗での利用ニーズや利用実態を調査する方針だ。

 

(津田 啓夢)

2011/6/8 16:42