16.3メガカメラ搭載のドコモ初のEXILIMケータイ「CA-01C」
CA-01C vivid pink |
「CA-01C」は、1630万画素カメラを搭載したNECカシオ製のFOMA端末。NTTドコモ向け端末としては初のEXILIMケータイとなる。6~7月に発売する予定。
シリーズはPRIMEで、1630万画素のCMOSセンサーを搭載するなどカメラ機能が特徴。画像処理技術「EXILIMエンジン for Moible」によって暗い場所でもきれいに撮影できるとしている。フルHDの動画撮影や3D撮影も可能。3倍超解像デジタルズームにも対応するほか、動画撮影中に静止画撮影できる。
視差バリア式の3Dディスプレイを搭載していて、裸眼での3D立体視に対応。カメラは通常のシングルカメラだが、カメラ自体を動かすことにより視差のある写真を撮影し、3D立体視用の写真を撮影できる。サイドバイサイド形式の3D動画を再生することが可能で、BeeTVやYouTubeなどで配信されている3D動画も立体視で見ることができるという。2D映像をソフトウェア処理で3D化する機能もあり、ワンセグを疑似3Dで視聴できる。
カシオ計算機のブランドである「EXILIMケータイ」となっているが、開発・製造はNECカシオが担当していて、端末の多くの部分でNECブランドのiモード端末の特徴が盛り込まれている。従来のNECブランドのモデルで採用されていた、カメラの高速起動機能である「瞬撮」についても、瞬撮の名前は謳っていないが、0.5秒起動を実現している。従来のNECブランド端末同様に、1タッチ1文字推測変換の「T9」も搭載している。
本体のデザインは回転2軸ヒンジで、ディスプレイはタッチ操作にも対応。ほぼすべての操作がタッチで可能で、文字入力はフリック入力にも対応している。ディスプレイは3.4インチの480×854ドット。
カメラは有効1630万画素。顔検出やHD動画撮影にも対応している。インカメラは搭載していない。小型のHDMI端子(Dタイプ)を搭載していて、撮影した3D写真を3D対応テレビに出力できる。DLNAにも対応している。
通信方式はW-CDMAおよびGSMに対応する。無線LANはIEEE802.11b/g/nに対応。ほかのアクセスポイントに繋がる機能とCA-01C自体がアクセスポイントとなる機能の両方に対応する。
このほかGPSやBluetoothも搭載し、50MBのiモーションやコンテンツパッケージなど、最新の各種iモードサービスにも対応する。IPX5/8相当の防水機能、IP5X相当の防塵性能を実現している。
大きさは約114×51×16.9mmで、重さは約149g。ボディカラーはvivid pink、glass black、perl whiteの3種類。連続待受時間は560時間、連続通話時間は220分。
CA-01C perl white | CA-01C glass black |
2011/5/16 12:49