総務省、ティーガイアと兼松コミュニケーションズに違反是正命令


 総務省は、携帯電話販売の一時代理店業務を営むティーガイアと兼松コミュニケーションズの2社に対し、法律で定められた本人確認を行わなかったとして、違反の是正を命じた。また、監督義務を負うNTTドコモに対しても、監督を徹底するよう指導が行われた。

 問題となったのは、ティーガイアが2008年4月~2009年2月に行った計19件の契約について、法律で定める本人確認の方法を実施しなかったというもの。また、兼松コミュニケーションズは、2009年1月~9月の計5件の契約について、法律で定める本人確認の方法を実施しなかった。総務省はこれらが法律に違反したと認められるとし、違反の是正を命じた。

 また総務省は、ドコモの販売代理店で法令違反が発生したことから、ドコモに対しても、監督を徹底するよう指導している。

 



(太田 亮三)

2010/12/21 19:36