発売延期を繰り返した「DELL Streak」が21日発売


 ソフトバンクモバイルは、不具合が明らかになり発売日が再延期されていたDELL製タブレット端末「DELL Streak 001DL」を12月21日に発売すると案内した。

 当初、12月10に発売される予定だった「DELL Streak 001DL」は、10日に「ソフトウェアに確認すべき事項が見つかった」とアナウンスされ、発売が延期された。その後、12月17日の販売開始が案内されたが、これも17日の当日に再延期が明らかにされた。

 最初の延期は、端末ソフトウェアの不具合が要因だった。その後、不具合は通信経由で端末ソフトウェアを改修するソフトウェア更新サービスで改修されることが決まったが、17日の発売再延期では、アップデートそのものが正常に実行されない不具合が明らかにされた。

 3度目の発売日発表となった今回、ソフトバンクではアップデートの問題が解消されたため、12月21日に発売するとアナウンスしている。なお、最初の延期の要因となった端末ソフトウェアの不具合については、後日、ソフトウェア更新サービスによる改修が予定されている。対象ユーザーには別途案内するとしている。

【追記 12月20日15時20分】
 ソフトバンクモバイルは、不具合の詳細について現時点では明らかにしない方針。ソフトウェア更新サービスは、21日の発売とともにすぐに提供される予定で、このタイミングで不具合の詳細も明らかされる模様だ。

 



(津田 啓夢)

2010/12/20 14:14