「BlackBerry App World 2.0」が登場、ID機能など追加
リサーチ・イン・モーション(RIM)は、BlackBerry端末でサードパーティなどのアプリを利用できるようにするサービス「BlackBerry App World 2.0」の提供を開始した。
「BlackBerry App World 2.0」は、BlackBerry端末向けの各種アプリケーションを紹介、ダウンロードできるサービス。同名の専用アプリを利用し、カテゴリーや検索などで好みのアプリを探して追加できる。日本では今年6月からVer1.1が利用できるようになっていたが、今回、Ver.2.0(英語版)が提供されることになった。
新機能として、ユーザー固有のIDを割り当てる「BlackBerry ID」が導入された。App Worldで利用するIDとなり、支払関連の設定項目、決済情報、購入したアプリなどを管理できる。新たなBlackBerry端末を購入した時は、同じIDを使うことで古いBlackBerry端末からアプリを移行できる。
またこれまではPayPalを使っていた有料コンテンツの決済手段では、クレジットカード決済も導入された。Visa、MasterCard、アメリカン・エキスプレス、JCBが利用できる。このほか無料アプリ、有料アプリ、テーマ、最新アプリと各項目ごとに上位25種類のアプリを紹介するタブが追加された。
QRコード経由でApp Worldへアクセスできる機能も用意され、広告やカタログなどに記されたQRコードを読み取って、アプリをダウンロードできるようになる。国内ではBlackBerry OS 4.2以上に対応したトラックパッド、トラックボール搭載端末が対応機種とのことで、BlackBerry Bold、 BlackBerry Bold 9700で利用できる。
2010/8/24 15:21