レッドスター、開発者向けにAndroid搭載のタブレット型端末


 レッドスターは、デジタル家電の開発研究者向け端末として、OSにAndroid、液晶に10.1インチのタッチパネル液晶を搭載した端末「ODROID-T」を発売する。予約による直販のみで、価格は5万9800円。5月26日より予約の受付が開始されており、6月25日以降に届けられる。

 今回発売される「ODROID-T」は、OSにAndroid 2.1を搭載したタブレット型端末。Hardkernelの開発による端末で、CPUはSamsung S5PC110 Cortex-A8(1GHz)、3DアクセラレーターはSGX540、メモリは512MB、Flashメモリが512MB。ディスプレイは10.1インチ、1360×768ドットのタッチパネル液晶。

 出力端子としてミニHDMIポートを装備するほか、USB、microSDHCカードスロット、スピーカー、マイク、3.5mmヘッドフォンジャックを搭載。

 通信機能として無線LAN(IEEE802.11b/g)、Bluetooth 2.0+EDRをサポート。3次元加速度センサー、デジタルコンパス、USB接続によるGPSユニットに対応する。

 バッテリーとして、6000mAhのリチウムポリマー充電池を内蔵する。パッケージには、回路図、ソースコード、デバッグボード、USB接続のGPSユニット、USBケーブル、ACアダプターが同梱される。大きさは約275×155×18mmで、重さは約620g。

 

(太田 亮三)

2010/5/27 13:35