ソフトバンク、2009年冬モデルを発表
ソフトバンクモバイルは、2009年の秋から2010年の春にかけて発売する携帯電話のラインナップを発表した。音声端末として17機種、さらに詳細は不明だがAndroid端末1機種の投入が発表され、デジタルフォトフレームなどの端末と合わせて21機種を新たにラインナップする。
ソフトバンクモバイルから発表された新端末は、無線LAN対応端末が拡大されており、新端末では「940SH」「941SH」「943SH」「941P」「940N」が、新サービス「ケータイWi-Fi」をサポートする。加えて、2009年5月に発表され未発売の「931N」も「ケータイWi-Fi」対応モデルとなる。これらの端末では公衆無線LANの「BBモバイルポイント」を利用できるほか、動画などの大容量コンテンツを配信する新サービス「ケータイWi-Fiチャンネル」を利用可能。サービスとしての「ケータイWi-Fi」には対応しないものの、スマートフォンの「X02T」「X01SC」も無線LAN機能を搭載する。また、Android端末の投入も明らかにされた。
通常の端末としては、「940P」「840P」「841P」「940SC」「740N」「741N」「942SH」「942SH KT」「840SH」の9機種をラインナップし、法人向け端末として「840P for Biz」も用意される。また、10月16日に発売された「832SH s」も2009年の秋冬モデルとして同時期に展開されることになる。
データ通信端末では、HSUPA対応の「C02LC」「C02SW」を新たに展開するほか、デジタルフォトフレームとして9インチのディスプレイを搭載する「HW002」をラインナップする。
このほか、サービス面でウィジェットのUIの改善やデコレメールの自動作成機能「楽デコ」、プリインストールされる文字種の強化、最大2MBまでの大容量添付ファイルへの対応、PCメール対応機種の拡大などが行われる。また、音声端末でも一部がHSUPAに対応するほか、1.5GHz帯の周波数に対応したモデルも含まれている。
- 12メガカメラでタッチ操作可能、Wi-Fi対応の「940SH」
- 4.0インチ・ハーフXGA液晶搭載、Wi-Fi対応の「941SH」
- 薄型サイクロイドでWワンセグ、Wi-Fi対応の「943SH」
- スリムボディにメール機能が充実、Wi-Fi対応の「940N」
- 新Wオープン採用でタッチパッド搭載、Wi-Fi対応の「941P」
- 4.1インチの画面に1GHzのCPUを搭載したスマートフォン「X02T」
- QWERTYキー搭載の小型スマートフォン「X01SC」
- ラウンドフォルムでプレミアムデザインに高性能を実現「942SH」
- プレミアムデザインのハローキティモデル「942SH KT」
- スライド型ボディにスピードセレクター搭載「940P」
- 3.5インチ有機ELでフルタッチ操作のサムスン製端末「940SC」
- 15色のカラーバリエーションを用意した「840P」
- 「Jelly Beans」がモチーフのカジュアルケータイ「840SH」
- ワンセグ搭載のエントリーモデル「841P」
- 法人向けサービスに対応したシンプルな端末「840P for Biz」
- 通話とメールだけのシンプルな端末「741N」
- 通話とメールだけの子供向け端末「740N」
- 大型液晶搭載、使い勝手向上のデジタルフォトフレーム「HW002」
- 上り最大1.4Mbps対応のデータ通信端末「C02LC」「C02SW」
- ソフトバンク、Android端末を2010年春発売へ
- 無線LAN経由で大容量コンテンツが楽しめる「ケータイWi-Fi」
- ソフトバンクの「デコレメール」、利便性を拡充
- ソフトバンク孫氏、「ケータイ=Wi-Fiの時代、先陣を切る」
2009/11/10 11:00