KDDI、USB 2.0を無線化する技術を開発
KDDI研究所は、USB 2.0を赤外線通信で無線化する技術を開発した。2009年7月22日から東京ビッグサイトで開催される「WIRELESS JAPAN 2009」で展示される。
今回開発された技術は、パソコンやモバイル機器で広く利用されている「USB 2.0」での通信を、高速赤外線通信に変換して無線化するというもの。これにより、接続したい機器同士の端子を向き合わせるだけでUSB 2.0の通信を行うことが可能になる。
開発された技術では、既存のUSB機器に変更を加えることなく、USB・赤外線変換装置を用いることで無線化する。赤外線通信のセキュリティ機能により事前の接続認証が不要なほか、ホットスワップ動作にも対応する。また、USB・赤外線変換装置は将来的に機器に内蔵することも可能としている。
2009/7/15 19:49