ドコモ、FOMA通信モジュール「UM02-KO」を発売
NTTドコモは、組込機器向けのFOMA通信モジュール「UM02-KO」と「UM02-KO専用アダプタセット」を26日より発売する。
今回発表された「UM02-KO」は、日立国際電気製のFOMA通信モジュール。組込機器に内蔵すれば、通信機能を付加できる。2012年3月末に第2世代のPDC方式が終了し、パケット通信サービス「DoPa」が終了することから、「UM02-KO」では、DoPaエミュレート機能が用意されている。同機能は、現在DoPa対応の通信モジュールを利用しているユーザーをサポートするもので、モジュールを取り付けている機器での仕様変更作業などを軽減できるという。
このほか、別途申し込みを行えば、通信経由でアップデートできる「ソフトウェア更新機能」、離れた場所にある機器の状態をドコモに依頼してチェックできる「遠隔監視機能」が利用できる。
大きさは約37×35.7×5mm、重さは約15g。2GHz帯と800MHz帯、FOMAプラスエリアに対応しており、下り最大384kbps、上り最大64kbspで通信できる。あわせて発表された「UM02-KO専用アダプタセット」は、UM02-KOにアンテナコネクタやRS-232Cなどのインターフェイスを用意したものとなる。
UM02-KO |
UM02-KO専用アダプタセット |
利用イメージ |
2009/6/24 16:03