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武田総務相、携帯料金について消費者から「コロナ禍で家計の負担」などヒアリング

武田良太総務大臣

 武田良太総務大臣は、8日に開催された携帯電話料金に関する消費者との意見交換会について、消費者代表から数々の意見や事例をヒアリングできたとコメントした。

 総務省は8日、武田総務大臣と消費者代表とで携帯電話料金に関する意見交換会を実施した。

 9日の閣議後記者会見の際、記者から同会合に関する質問が飛ぶと、武田大臣は、概ね共通した意見とし、「コロナ禍における経済状況の中、通信料が家計の負担になっている」、「プランが複雑すぎてよくわからない」「格安スマホへの乗り換えがよくわからない」などの指摘が上がったという。

 また、低年齢層と高齢者のユーザーが急増することにともなうトラブルに対する意見もあった。

 武田大臣は、「国民利用者の声」「携帯電話事業者の声」「有識者との議論」をふまえ、ユーザー1人1人が納得と安心して利用できる政策の実現に取り組んでいくとしている。