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楽天モバイル山田社長「本格サービス4月開始」正式に案内

 楽天モバイルの山田善久代表取締役社長は、23日、無料サポータープログラム拡大の説明会で、4月から本格サービスを開始すると語った。

 年初、一部報道の取材に応える形で三木谷浩史会長兼CEOが語っていた「4月本格サービス開始」が、今回、記者説明会の場で、正式に紹介された。

 山田社長は、4月からの正式サービス時点では事前の計画よりも多い4400を超える基地局を展開すると説明し、「サービスエリア内では、屋外ではほぼ繋がる状況だと思っている」と自信を見せた。

 なお、本格サービス開始日は4月1日とまだ確定しておらず、それまでは無料サポータープログラムを延長して提供する。

 一方、屋内ではまだ電波が届きにくい状況もあると認め、小型基地局(フェムトセル)の提供も明らかにした。

 このほかauのローミングサービスとの接続についても、2020年4月を目途に接続方式を変更する。これにより、通話品質の改善、途切れにくい通話が実現できるようになるという。

 無料サポータープログラムのユーザーがそのまま移行するのか山田社長は、「自動的には移行されない。正式プランを提示して、それを契約していただく形になる」とした。

 また通信障害が発生したことを踏まえ「徹底的に過負荷試験をしたい」と意気込みも見せた。