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格安SIMは「店舗での契約」が6割超、MMD研究所調査

 MMD研究所は、2018年版の「格安SIM契約者の契約に関する実態調査」の結果を発表した。調査対象は、メインで利用する通信サービスとして、2018年1月~9月に格安SIMを契約した20~69歳の男女750人。

契約者の多かったサービスは「Y!mobile」

 本調査における格安SIMの定義としては、MVNO各社に加えて、MNOのサブブランドを含んでいる。調査対象のうち、Y!mobileを契約したユーザーが33.9%で最多。楽天モバイルが26.9%、UQ mobileが13.6%、mineoが9.5%と続いた。

店舗での契約が66.9%、安心感を求める声

 契約場所についての質問では、Webでの契約が30.5%に対し、店舗での契約は66.9%と大きく差が開いた。シェア上位のサービスではこの傾向が顕著で、先の設問で上位となったY!mobile、楽天モバイル、UQ mobileの3サービスに限ると、店舗での契約が80.3%を占めた。

 店舗での契約を選んだ理由の上位は、「対面式での契約が安心するから」(48.0%)、「自宅から行きやすい場所に店舗があるから」(37.8%)、「即日手続きができてSIMを受け取ることが出来るから」(20.5%)だった。

 一方、Webでの契約を選んだ理由としては、「申し込みが簡単だから」(66.8%)、「待たずに契約が出来るから」(35.8%)、「受付時間内であれば好きな時間で申し込みができるから」(24.0%)などが挙げられた。