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格安SIMユーザーのiPhone利用率は34.3%、MMD研究所調査

 MMD研究所は、2018年9月版の「格安SIMサービスの利用動向調査」の結果を発表した。調査は15歳~69歳までの男女4万4323人を対象として、8月22日~30日に実施された。

格安SIMでのiPhone利用率は34.3%

格安SIMの利用デバイス

 格安SIMを利用している端末については、Androidスマートフォンが54.8%、iPhoneが34.3%。以下、モバイルルーター(4.1%)、Androidタブレット(3.3%)、iPad(2.0%)と続いた。

ワイモバイル+MVNOのシェアが増加

メインで利用している通信サービス(出典:MMD研究所、以下同)
格安SIMの利用率の推移

 主に利用している携帯電話およびスマートフォンの通信事業者に関する質問では、大手3キャリアのユーザーが80.6%、MVNOが11.3%となった。ワイモバイルとMVNOの合計では16.1%となり、2018年3月に行われた前回の調査から、2.2%増加している。

「格安SIM」の認知度は9割超

格安SIMの認知・利用状況

 格安SIMの認知度や利用状況に関する質問では、「格安SIMという言葉は聞いたことがあるが、サービス名称・内容はよく知らない」という回答が30.1%で最多となった。認知率は90.2%に達した一方、利用中または過去に利用経験のあるユーザーは、18.3%に留まった。

シェア1位は楽天モバイル、UQ mobileが3位に浮上

メインで利用している格安SIM

 主に利用しているMVNOに関する質問では、楽天モバイルが23.0%で1位、mineoが14.0%で2位、UQ mobileが10.3%で3位となった。3月の前回調査と比較すると、前回3位のOCN モバイル ONEと前回4位のUQ mobileが逆転している。

契約プラン別のシェア(音声通話プラン)
契約プラン別のシェア(データプラン)

 契約プラン別では、音声通話プランの利用者が多かったサービスは、楽天モバイル(27.0%)、mineo(16.6%)、UQ mobile(12.3%)。データプランは楽天モバイル(13.9%)、OCN モバイル ONE(12.9%)、mineo(10.5%)となった。