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「アメミル」アプリに新バージョン、iOS 11の「AR」「AI」機能を活用

ARKit活用の新機能「サテライトアイ」

 島津ビジネスシステムズは、気象アプリ「アメミル」iPhone版の新バージョンの提供を開始した。iOS 11に対応し、ARやAIを活用した新機能を搭載する。

 新機能「サテライトアイ」は、上空から見た地図に気象情報を表示する機能。3Dの日本地図上に、衛星が撮影した雲画像や雨雲レーダー、アメダスの棒グラフなどを重ねて表示し、さまざまな角度から確認できる。サテライトアイは、iOS 11で搭載されたARアプリ開発用フレームワーク「ARKit」を活用して開発された。

Core MLを活用したAIによる天候の解説

 また、AI(人工知能)による天候の解説機能も追加された。これは、ユーザーのいる場所の降雨状態をAIが判別し、解説を表示するという機能。2万以上の降雨パターンと、気象予報士による解説を学習させたAIモデルを構築。iOS 11で実装された機械学習のためのAPI「Core ML」を活用し、アプリ内に実装した。