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鉄道模型マスコンをアプリで「TRAIN TECH」、運転台選択や走行音再生対応
2017年9月19日 13:26
ZAIZENは、アプリと連携する鉄道模型用のマスコン「TRAIN TECH」の先行販売を、クラウドファンディングサイト「Makuake」にて開始した。価格は2万9800円(税込、以下同)だが、先行販売中は2万5800円~の割引価格で提供される。
「TRAIN TECH」は、鉄道車両を制御する装置「マスコン」をアプリ上で再現した製品。鉄道模型の線路に専用の機器「MFC」を接続して利用する。
アプリの運転台表示では、操作する車両にあわせて、マスコンのタイプを選択可能。実際の鉄道車両のブレーキ操作を再現したほか、実車で収録した走行音を再生する機能も備える。アプリ上からのポイント切替も可能。
Nゲージ、HO/16番標準ゲージ、Zゲージに対応。車両側の加工は不要で、配線を変えるだけで利用できる。MFC単体では2本のトラックと4カ所のポイントの操作に対応。別売機器として「路線拡張パック」と「ポイント拡張パック」をそれぞれ1万2800円で提供。複数接続することで、最大8トラック、20ポイントの操作に対応する。
路線拡張パックは1台で2トラック、最大3台までの増設に対応。ポイント切替拡張パックは1台で4カ所のポイント追加に対応し、最大4台まで増設が可能。専用アプリはiOS、Android版を用意。スマートフォンとの接続にはBluetooth Low Energyを利用する。
運転台からのVR映像も配信
「TRAIN TECH」のコントローラーアプリから、同社のVRアプリ「resaVR」も利用可能。
「resaVR」は鉄道車両の運転台で撮影された360度映像を配信するアプリ。スマートフォン用のVRゴーグルを着用すると、運転士になった気分で映像を楽しめる。
【お詫びと訂正】
初出時、価格を「2万9800円(税抜)」と記載しておりましたが、正しくは「2万9800円(税込)」です。また、「路線拡張パック」と「ポイント拡張パック」の写真が逆になっておりました。お詫びして訂正いたします。