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夏休み、スマホでネットにハマる前に読みたい無料の「情報セキュリティハンドブック」

セキュリティ対策や心構えを網羅、Webサイトと27の電子書籍サイトで無料配信

 日本を含め、世界規模で広まるランサムウェアなど、インターネットと情報セキュリティの話題に事欠かない昨今。内閣官房 内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)は、トラブルから身を守る方法を解説した「ネットワークビギナーのための情報セキュリティハンドブック」を作成し、WebサイトにてPDF形式で公開している。内容を改変しなければ印刷や配布も可能。電子書籍版も作成されており、7月から国内の27の電子書籍配信サイトにて無料で配信されている。

2月からPDFで配布されている「ネットワークビギナーのための情報セキュリティハンドブック」

 「ネットワークビギナーのための情報セキュリティハンドブック」では、サイバー攻撃のイメージから、基本のセキュリティ、ネットの安全な使い方、トラブルへの対処、被害や不正行為に加担してしまう例、SNSの注意点、災害時の対応など、インターネットを利用する際のPC、スマートフォンの情報セキュリティについて、基礎から仕組みの理解まで網羅されている。テキストもボリュームたっぷりで、すべて読めば、幅広い知識を得られるようになっている。

 内閣官房では、インターネットを活用し始める小中高校生をはじめとして、情報セキュリティと対策への理解を深めるために作成したとしている。

 自由時間の増える夏休みに、子供に渡す、一緒に読み進めるといった活用で、セキュリティ意識の向上を図りたい。

7月からは電子書籍版が各サイトで入手可能