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アイドルと踊れる“自撮りAR”、ドコモ×フジテレビが「5G」活用で

「TOKYO IDOL FESTIVAL 2017」で参加者募集、8月4~6日

 フジテレビとNTTドコモは、体験型コンテンツ「JidorAR(ジドラー)」を、音楽フェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2017」(TIF2017)内の「NTTドコモ×フジテレビ 5Gステージ」にて、8月4日~6日に全3回提供する。TIF2017のチケット購入者から、体験者を募集している。

 「JidorAR」は、現実の映像に3Dモデルなどを投影する技術「AR」を活用したアプリ。体験者は事前に3Dスキャナーで3D情報を撮影される。アイドルのライブ中、ステージに向けてスマートフォンをかざすと、アイドルと一緒に踊る体験者(の3D映像)を見ることができる。

 今回の取り組みは、NTTドコモがパートナー企業と連携して5Gの活用ケースを探る「5Gトライアルサイト」の一環として実施される。

 ライブ前に体験者が「JidorAR」アプリをダウンロードするためのWi-Fiスポットが用意されるが、このWi-Fiスポットにつながる通信回線として、5G回線を利用している。各回最大100名の参加者が、約300MBのアプリを一度にダウンロードすることで、5Gの特徴となる高速・大容量の通信を疑似体験できるとしている。なお、ライブ中には5Gによる通信は発生しない。

 「JidorAR」の参加者は、キャンペーンサイトからの抽選で各回100名、計300名が選ばれる。応募資格は、TIF2017のチケット購入者で、Android 6.0または6.0.1の「Xperia Z4」「Xperia XZ」かAndroid 7.0の「Galaxy S7 edge」、もしくは「iPhone 6s」のユーザー。

「JidorAR」のライブに登場するアイドル