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ソフトバンクの5GトライアルにZTEが参加

 ZTEコーポレーションは、ソフトバンクと共同で次世代のモバイル通信システム「5G」に向けたトライアルを東京エリアにて実施する。

 14日にZTEが発表した内容によると、5Gで新たに利用される4.5GHz帯の試験基地局を実環境に展開。ソフトバンクと共同で通信パフォーマンスの検証を行っていくという。両社は4G LTEの「Massive MIMO」技術の商用展開でも協力しており、同技術の5Gへの活用するための検討も行う。

 ソフトバンクは3月23日に、5G関連のトライアルとして東京臨海副都心にて4GHz帯、4.5GHz帯、28GHz帯という3つの帯域で実証実験を行うと発表している(※関連記事)。同社広報によると、今回のZTEとの取り組みはこれとは別の取り組みとして実施されるものの、検証される内容は、臨海副都心での実験とほぼ同様の高速通信や低遅延といった5Gの要素技術だという。なお、ソフトバンクはZTE以外に、エリクソンやファーウェイと協力して5G関連の実証実験を行っている。