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「AQUOS R」がauから、振り向く充電台「ロボクル」もセット
2017年5月30日 10:02
KDDI、沖縄セルラーは、シャープ製のAndroidスマートフォンのハイエンドモデル「AQUOS R SHV39」を7月上旬以降に発売する。
「AQUOS R SHV39」は、シャープがキャリアに先駆けて4月に発表していたフラッグシップモデル。120Hz駆動でなめらかな表示が可能なIGZOディスプレイや、HDR表示、Snapdragon 835搭載などが特徴で、シャープからは「発売後2年間は最新のAndroid OSにバージョンアップする」という方針も表明されている。「AQUOS R」はこれまでにソフトバンク、NTTドコモが取り扱いを発表している。
「AQUOS R SHV39」は、auの2017年夏モデルのラインナップで最速となる下り最大590Mbpsの通信速度に対応。ボディカラーのラインナップは、マーキュリーブラック、ジルコニアホワイトに加えて、au版だけの「ライトゴールド」をラインナップする。
エモパーが進化し搭載されるほか、シャープから「AQUOS R」用として発表されていた、「エモパー」と連動して動く充電台「ROBOQUL」(ロボクル)が端末の製品パッケージに同梱される。なお、ROBOQULは、auショップでも購入できるといい、家庭と職場といった形で、よく行く2つ以上の場所に置いておくことが可能だ。「au +1 Collection」では、曇りを拭き取るような効果も楽しめる半透明の「Frosted Cover」もラインナップされる。
ディスプレイは5.3インチで120Hz駆動のハイスピードIGZO液晶が搭載され、レスポンス、応答速度も高速化。倍速表示を適用するアプリは、設定から選ぶことができる。解像度は2560×1440ドットで、HDR表示や、通常のコンテンツをHDR相当にする「バーチャルHDR」にも対応している。「auビデオパス」では、「AQUOS R SHV39」が対応するHDR表示に関連し、HDR10規格に準拠したHDR対応コンテンツの配信も行われる。また、タッチパネルは濡れていても快適に使えるようになっている。
メインカメラは2260万画素で、F1.9、35mm判換算で22mm相当の広角レンズを搭載する。メインカメラは光学式手ぶれ補正を搭載。インカメラも1630万画素と高画素で、F2.0、23mmの広角カメラになっている。「インテリジェントフレーミング」と呼ばれる機能を搭載しており、斜めに傾いた写真などを、水平に補正。元々の写真の周辺を一部切り取り形で、ユーザーは補正後、補正前のどちらかを自由に選ぶことができるのが特徴だ。
限定モデル
ボディカラーの「ライトゴールド」をベースに、ジュエリーブランドの「ete」(エテ)とコラボレーションした限定モデルも8月上旬以降に発売する予定。auオンラインショップで販売し、100台限定になる予定。
オリジナルの壁紙、カバー、イヤホンジャックアクセサリー、スタンドがセットになる。端末の外観デザインについては、AQUOS Rのライトゴールドと同じ。カバーやアクセサリーの詳細については、後日明らかになる。
主な仕様
ディスプレイは約5.3インチ、2560×1440ドット。メインカメラは約2260万画素、インカメラは約1630万画素。
CPUはMSM8998(Snapdragon 835)で、2.2GHz×4と1.9GHz×4のオクタコア。メモリ(RAM)は4GB、ストレージは64GB。最大256GBまでのmicroSDXCカードを利用できる。
通信速度は下り最大590Mbps、上り最大50Mbps。au VoLTEに対応する。おサイフケータイに対応。防水はIPX5/8。防塵はIP6X。
OSはAndroid 7.1。無線LANはIEEE802.11a/b/g/n/ac。ワンセグ・フルセグ、Bluetooth 5.0、Quick Charge 3.0をサポートする。外部端子はUSB Type-C。バッテリー容量は3160mAh。ボディカラーはマーキュリーブラック、ジルコニアホワイト、ライトゴールドの3色をラインナップする。
大きさは74×153×8.7mm、重さは約169g。連続通話時間は約1360分、連続待受時間は約560時間。