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モバイルデータ通信サービスの満足度、2年連続でauが1位に~J.D. パワー調査

 J.D.パワー アジア・パシフィックは、モバイルデータ通信サービスの個人ユーザーを対象にした満足度調査の結果を発表した。2年連続でauが1位になったが、わずか1ポイント差でドコモが2位につけている。

 調査は2017年3月に行われ、個人ユーザー2750人から回答が得られた。1位になったauは、端末やオプション、手続き・サポート対応で高く評価された。一方、2位のドコモは通信品質・エリアでトップの評価。

 モバイルWi-Fiルーターを使うユーザーが回答しており、その半数は自宅でのみ利用しているという。キャリアを選ぶ基準として、料金プラン、スマホとのセット割が上位に上げられている。さらに特徴的な使い方として、スマートフォンに繋げるユーザーが約8割に達しており、レポートでは「携帯電話回線の通信料を抑制するという使い方へシフトしている状況が推察される」と分析。コスト面が重要視される傾向を見出しつつ、満足度に影響する最も大きな要素はコスト/価格面ではなく通信品質・エリアであり、今後もエリア整備は重要と指摘している。