世界91カ国で利用できるモバイルWi-Fiルーター「AeroBile」

　MAYA SYSTEMは、世界91カ国で利用できるモバイルWi-Fiルーター「AeroBile（エアロバイル）」を発売した。

　「AeroBile」は、クラウドでSIMカードの情報を扱い、どの国でもSIMカードを交換することなく利用できるモバイルWi-Fiルーター。台湾企業が提供するものを今回、MAYA SYSTEMでは日本国内向けに提供することになった。中国、台湾、韓国、インドネシア、タイ、シンガポール、英国、フランス、オランダ、南アフリカ共和国などで利用できる。連続稼働は10時間。

　価格は2万4800円（税抜、以下同）で、先着500台は1万9800円で販売され、なおかつ月額利用料900円が無料で利用できる。

　MAYA SYSTEMからは法人向けに提供され、料金は導入台数などによって異なる。個人向けにはグローバル フューチャー コミュニケーションがサービスを提供する。端末を購入するかレンタルで利用できる。個人向けサービスは6月に専用サイトが用意され、それ以降受け付ける。料金プランは同サイトで案内されるとのこと。既存サービスの「Jetfi」は複数の国での利用を想定した周遊プランと位置付けられる一方、「Aerobile」は利用するエリアを限定するカントリープランという位置付けで提供される見込みで、たとえば米国で利用する場合は7日間（渡航期間）での利用料は6860円。