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文字やURLをカメラで読み取るブラウザ、iOS「Smooz」が新バージョンで対応

読んでいないタブを自動整理する機能も追加

 アスツールは、iOS向けのWebブラウザアプリ「Smooz」(スムーズ)の最新版、ver 1.7の配信を開始した。新たにカメラで文字列を読み取る機能や、タブの自動整理機能が追加された。利用は無料。

カメラで読み取った文字をすぐに検索可能

 「Smooz」は、タブ機能の搭載や管理機能、AIによる検索単語予測、スマートブックマーク機能など、利便性や効率性を重視した機能が特徴のWebブラウザアプリ。

 今回のバージョンアップにより、カメラを利用して文字を読み取り、ブラウザの検索ボックスに自動的に挿入し検索できる機能が追加された。

カメラによる文字読み取り機能
読み取った文字は自動的に検索ボックスに入力される

 これにより、街中で見かけた文字や、パンフレットに印刷されている文字などを、手で入力することなく簡単にブラウザで検索できるようになる。文字列がURLの場合は、直接Webサイトにアクセスする。

 本機能の起動は、「3D Touch」対応端末では、Smoozのアイコンを強く押すと出るメニューから呼び出せる。また、検索画面でキーボードの上に表示されるクイックアクセスメニューからも呼び出せる。

「Smooz」、文字(URL)を読み取るデモ

タブの自動整理機能

 同アプリの特徴になっているタブ機能はこれまで、タブを開きすぎる(多すぎる)という問題があったという。同社によるユーザーの行動分析の結果、24時間以上経過したタブはほとんど開かれない(再び見られない)にも関わらず、「見るかもしれない」「閉じるのが面倒」などの理由で放置されていたとしている。

 新たに追加されたタブの自動整理機能を有効にすれば、タブを開いてから一定時間が経過するとタブが自動的に閉じられるようになる。また、閉じられたタブは、タブの管理画面からいつでも復活が可能になっている。

タブの自動整理機能