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浮遊する球体ディスプレイ、ドコモがドローンを活用し開発
2018年の商用化が目標、「ニコニコ超会議」でデモ飛行も
2017年4月17日 15:26
NTTドコモは、ドローンを活用した「浮遊球体ドローンディスプレイ」を世界で初めて開発したと発表した。
今回開発された「浮遊球体ドローンディスプレイ」は、環状のフレームにLEDを並べた「LEDフレーム」を搭載しており、LEDを点灯しながら、LEDフレームを高速に回転させることで、光の残像を利用し擬似的な球体ディスプレイを実現している。環状のLEDフレームの内部にはドローンが搭載されており、飛行や、任意の場所への移動が可能。
ドコモは、コンサートやライブ会場では、空中を動き回る球体ディスプレイでダイナミックな演出が可能になるとしているほか、アドバルーンのような広告媒体としても活用できるとしている。
ドコモでは2018年の商用化を目指し、イベント会場向けソリューションとして提供を検討していく方針。
「浮遊球体ドローンディスプレイ」の大きさは最大直径が約88cm、重さは約3.4kg。ディスプレイは縦(半周)が144ドット、横(全周)が136ドット。
なお「浮遊球体ドローンディスプレイ」は4月29日から幕張メッセで開催される「ニコニコ超会議」でデモ飛行が予定されている。