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伝説のクソゲー「たけしの挑戦状」がVRで登場、カラオケスナック「あぜみち」も忠実に再現?

 その理不尽な内容やクリア難易度の高さから“伝説のクソゲー”と称されたファミコンゲーム「たけしの挑戦状」。その30周年を記念して、タイトーは、新タイトル「たけしの挑戦状 VR」を4月1日に発売すると発表した。

 まるでゲームの世界が目の前に広がっているかのように楽しめる「VR(Virtual Realty、仮想現実)」技術。タイトーはVR技術をベースに、独自の「VR(VIP Realty)」システムを開発。ファミコン版に劣らない理不尽な世界観を5感すべてで楽しめる新世代ゲームに仕上げた。タキシード型の専用のスーツを着てプレイする。

 ゲーム画面は見まごうほど高精細ポリゴンで「たけしの挑戦状」の世界を完全再現。ゲーム内でお酒を飲むとテキーラが、ヤンキーに殴られたら血の味の代わりに赤ワインが口の中に広がる。背中のボトルからチューブで口に送る仕組みとなっているという。「カラオケスナック あぜみち」ももちろん登場。カラオケを歌うイベントでは、タイトーのサウンドチーム「ZUNTATA」が採点を担当。プレイヤーの歌唱力をプロの視点から評価する。ただし、あくまで4月1日の発表であることに留意されたい。

 また、「たけしの挑戦状」の公式サイトでは、ゲーム攻略の鍵を握るアイテム「離婚届」を無料でダウンロードできる。

「たけしの挑戦状」がスマホアプリで登場「TAITO CLASSICS」

 タイトーは同日、スマートフォンでレトロゲームを遊べる新ブランド「TAITO CLASSICS」(タイトークラシックス)を発表した。Android、iPhone、iPadで、ファミコン版「たけしの挑戦状」をはじめとした懐かしのゲームを楽しめる。単純な移植だけではなく、アプリだけの追加コンテンツを用意したタイトルも発売予定としている。

 「たけしの挑戦状 VR」はエイプリルフール向けの案内だが、スマートフォンで遊べる「たけしの挑戦状」のリリースは本当。ファミコン版そのままの難易度にスマートフォンで挑めるようになる。