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IoTを活用した宿泊施設「スマートホステル」が東京初進出、4月上旬にオープン

「&AND HOSTEL ASAKUSA NORTH」

 and factoryとPLAY&coは、IoT体験型宿泊施設のスマートホステル「&AND HOSTEL」の2号店となる「&AND HOSTEL ASAKUSA NORTH」4月上旬に東京・浅草北に開業する。同ホテルの1号店は昨年8月に福岡県福岡市でオープンしている。

 「&AND HOSTEL ASAKUSA NORTH」では、さまざまなデバイスを用いた近未来のIoTルームが設置され、部屋自体がエンターテイメント空間となり、宿泊体験を観光目的の一つとして楽しむことができる。

 and factoryは「&AND HOSTEL」を単なる宿泊施設ではなく、日本のIoT技術力を世界へ発信するプレゼンテーションの場、IoTデバイスの技術開発/実証実験の場、IoTプラットフォーム構築の研究/改善の場としての価値を創造するとしている。

 「&AND HOSTEL ASAKUSA NORTH」は、IoTが体験できる「IoT SemiDouble」および「IoT TwinRoom」だけでなく、共有のダイニングラウンジスペースにも多数のIoTデバイスを設置することで、宿泊客だけでなく同施設を訪れる全ての来客がIoTデバイスを体験できるようになっている。

IoTデバイス連携イメージ
「&AND HOSTEL ASAKUSA NORTH」採用IoTデバイス一覧
スイッチやセンサーの機能を搭載する電子タグ「MESH」
スマートフォン連携の学習リモコン「iRemocon」
スマートキー「Qrio Smart Lock」
スマートフォンを通じてペットを見守る「Petcube」
大型のマルチタッチディスプレイ
呼気中アルコール濃度を測定する「FLOOME」
スマホで調光・調色ができるスマートLED照明「Philips Hue」
天版全体がスピーカーになるテーブル「KAMARQ」
アートや野心など2万点以上の作品を映し出す「meural」

 and factoryでは、施設内に組み込まれているIoTデバイスを連携して操作・設定するための「&IoTアプリ」を開発した。同アプリ上では、TV、エアコン、空気清浄機などの家電のコントロールや、照明の調整、共有シャワールームの空き状況確認などがひとつのアプリ上で行える。

各種IoTデバイスを一元管理できる「&IoTアプリ」

「&AND HOSTEL ASAKUSA NORTH」概要

住所:東京都台東区日本堤2-4-7
交通:東京メトロ日比谷線「南千住」駅徒歩6分、 「三ノ輪駅」徒歩8分
定員:36名
宿泊料金(1泊):Dormitory 3000円、TwinRoom 8000円、IoT SemiDouble 7500円、IoT TwinRoom 8500円