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東海道・山陽新幹線に公式予約アプリが登場、9月には手持ちのSuicaでも乗車できる「スマートEX」も

 JR東海とJR西日本は、東海道・山陽新幹線の予約サービス「エクスプレス予約(EX予約)」の公式スマートフォンアプリの提供を開始した。

 エクスプレス予約は、東海道・山陽新幹線を割安な料金で予約し、専用ICカードで乗車できるサービス。JR系列の専用クレジットカードの会員(年会費1080円)向けに提供されている。EX予約アプリでは、Webサイトからの予約よりスムーズな操作で、データ通信量も最大80%低減しているという。

 メイン画面が列車検索画面となっており、すぐに予約に移れる。予約変更・払戻や、ポイントの残高照会、新幹線運行状況の確認も可能。iOS版では、Touch IDを利用したログイン機能も備えている。

 なお、JR系列以外のクレジットカード向けに提供されている「プラスEX」の会員は、エクスプレス予約アプリを利用できない。

スマホで予約、Suicaでも乗れる「スマートEX」が9月末に登場

 また、両社は、より幅広いユーザーが利用できる新サービス「スマートEX」を、9月末より開始する。年会費なし、専用クレジットカードなしで登録できる。

 Webサイトやアプリから予約できるというメリットは変わらず、一般的なクレジットカードで決済し、普段使っている交通系ICカードで新幹線に乗車できる。一方、運賃・料金の設定は駅での購入価格とほぼ同じ価格となる。

 乗車券として登録できるカードは、全国相互利用の対象となっているKitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca、PiTaPa、ICOCA、SUGOCA、はやかけん、nimoca。