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実店舗で使える「楽天ペイ」、今夏より電子マネー14ブランドとAndroid Payに対応へ
2017年2月7日 12:16
楽天は、実店舗で使える決済サービス「楽天ペイ(実店舗決済)」で、今夏より、新たに電子マネー14ブランドとAndroid Payに対応すると発表した。
「楽天ペイ(実店舗決済)」は、ユーザーが専用アプリ「楽天ペイ」やクレジットカードでの決済などを利用できるサービス。店舗側は、専用リーダーを装着するスマートフォンやタブレットを用意する。これまでは専用アプリにクレジットカードを登録する、あるいはIC/磁気のクレジットカードでの支払いだけだったが、夏からは新たに電子マネー14ブランドも利用できるようになる。
利用できるのは「楽天Edy」のほか、交通系電子マネーの「Suica」「PASMO」「Kitaca」「TOICA」「manaca」「ICOCA」「SUGOCA」「nimoca」「はやかけん」、セブン&アイの「nanaco」、JCBの「QUICPay+」、NTTドコモの「iD」となる。また2018年からはイオンの「WAON」も利用できるようになる。楽天Edy対応のAndroid Payもあわせて利用できる。このほか、NFC準拠の決済サービス「Visa payWave」「Mastercardコンタクトレス」「J/Speedy」も将来的にサポートする方針で、訪日外国人のニーズにも対応できるようにする。
楽天では、店舗向けに新たなリーダー端末「Rakuten Card & NFC Reader Elan」(1万8800円、税込)を3月6日に発売する。クレジットカードの読み取りとNFCに対応するリーダーで、スマートフォンとはBluetoothで繋がる。これまで提供してきたIC/磁気クレジットカード対応リーダーを導入済の店舗、あるいは電子マネーのみ対応する店舗に対しては、NFC対応の電子マネーリーダー(Bluetooth対応)「Rakuten NFC Reader Piu」(4980円、税込)が今夏より提供される。