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ドコモの「Xperia XZ」「Xperia X Performance」がAndroid 7.0に
「GALAXY Tab S 8.4 SC-03G」はAndroid 6.0へ
2017年1月12日 12:04
NTTドコモは、「Xperia XZ SO-01J」「Xperia X Performance SO-04H」「GALAXY Tab S 8.4 SC-03G」の3機種向けにOSをバージョンアップするソフトウェア更新サービスの提供を開始した。「Xperia XZ SO-01J」「Xperia X Performance SO-04H」の2機種はAndroid 7.0に、「GALAXY Tab S 8.4 SC-03G」はAndroid 6.0へバージョンアップできる。
Xperiaシリーズの新機能
「Xperia XZ SO-01J」「Xperia X Performance SO-04H」では、画面を2つに分割して、2つのアプリを同時に使える「マルチウィンドウ」に対応する。地図を見ながら動画を観たり、スケジュールを確認しながらWebサイトを見たりできる。一部アプリは非対応となる。
LINEなどのメッセージアプリでは通知エリアから直接返信できるようになる。
省電力機能もAndroid 6.0より最適化される。
「Xperia X Performance SO-04H」についてはカメラ機能で機能が追加され、ホワイトバランスに加えて、シャッタースピードやフォーカスの調整が可能になり、動画撮影時の手ブレ補正が3軸→5軸補正になる。
不具合もあわせて解消される。「Xperia XZ SO-01J」では、「タップして起動」をONにしていても、ダブルタップで画面が点灯しないという不具合が解消される。一方、「Xperia X Performance SO-04H」では、ジェスチャーに応じて電話の操作ができる「スグ電」で、正常に通話を切断できない不具合が解消され、あわせてセキュリティ情報が更新される。
更新所要時間は、「Xperia XZ SO-01J」が約40分、「Xperia X Performance SO-04H」が約50分。更新後のビルド番号は両機種ともに「39.2.B.0.208」になる。
「GALAXY Tab S 8.4 SC-03G」の新機能
Android 6.0へアップデートすることで、「GALAXY Tab S 8.4 SC-03G」で新たに「Now on Tap」が利用できるようになる。何かのアプリを利用している際、ホームボタンを長押しすると、起動中のアプリの表示内容をもとにユーザーが求めるであろう情報を予測してくれるというもの。
また消費電力の最適化や、アプリが利用する権限(アクセス許可)を個別設定できる機能などが追加される。
不具合関連では、ソフトウェア更新の予約設定が正常に動作しないという事象が解消される。
更新所要時間は、パソコン経由で約43分、本体のみの場合で約34分。更新後のビルド番号は「MMB29M.SC03GOMU1CPL5」。