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冬春モデル登場でスマホ出荷100万台超え、10月の国内メーカー端末出荷数

 電子情報技術産業協会(JEITA)と情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)は、2016年10月の国内メーカーの端末出荷台数を公表した。

 携帯電話・PHSを合計した出荷台数は152万9000台で、前年同月比で93.1%となった。このうちスマートフォンは108万6000台(前年同月比122%)で、出荷台数の70.7%を占めた。スマートフォンが冬春モデルの出荷が開始されたことで、4カ月ぶりに100万台を超えた。

 携帯電話・PHS別では、携帯電話が152万9000台(前年同月比94.3%)、PHSが8000台(前年同月比26.3%)となった。

 JEITAとCIAJが月次で発表する出荷調査は、電気通信事業者に出荷された国内メーカー製の端末が対象。ドコモ、KDDI、ソフトバンク(Y!mobile)の大手キャリアのほか、MVNO向けに出荷された端末も調査対象となっている。スマートフォンメーカーでは、京セラ、シャープ、ソニーモバイル、富士通の4社が調査に参加している。