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9月の国内メーカー端末出荷、スマートフォンが5カ月ぶりプラス

 電子情報技術産業協会(JEITA)と情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)は、2016年9月の国内メーカーの端末出荷台数を公表した。

 携帯電話・PHSをあわせた出荷台数は121万3000台で、前年同月比で81.3%となった。このうちスマートフォンは64万8000台(前年同月比140%)。夏モデルの堅調な出荷から、5カ月ぶりにプラスとなった。携帯電話・PHS別に見ると、携帯電話の出荷数は前年同月比81.3%の120万2000台(同比)、PHSは前年同月比48.9%の1万1000台となった。

 JEITAとCIAJが月次で発表する出荷調査は、電気通信事業者(大手キャリアやMVNO)向けに出荷された国内メーカー製の端末が対象。ただし、家電量販店などで、メーカーブランドの単品で販売されるSIMロックフリー端末は対象外。スマートフォンメーカーでは、京セラ、シャープ、ソニーモバイル、富士通の4社が調査に参加している。

【お詫びと訂正 2016/12/06 15:52】
 初出時、PHSの出荷台数に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。