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“日本ブランド”でグローバル展開するFREETEL~チリで1位、訪日SIMでJAL/JTBと提携も
2016年11月21日 18:02
プラスワン・マーケティングは、11月21日、FREETELブランドの発表会を実施した。FREETEL端末の海外での動向や、訪日外国人向けの通信サービスの提供などグローバル展開について、時間を割いて説明された。
なお、新プラン「スマートコミコミ」や「Priori 4などの」新端末、国内にオープンするフリーテルショップについては、別記事を参照いただきたい。
チリでスマホシェア1位、次のターゲットはベトナム
同社はFREETELブランドの端末を、現地のキャリアや卸業者と連携してグローバルで販売している。同社代表の増田薫氏は、現地のキャリアを通して提供した南米チリで、シェア1位を獲得したと紹介。
囲み取材にては好調の理由を問われた増田氏は、「日本の会社の製品ということが決め手になった」とし、その上で製品スペックと価格競争力から選ばれているとコメントした。
10月にはベトナムに進出、現地の卸業者と提携して5機種を発売した。今後中南米や東南アジアを中心に、グローバル展開を進めていく方針。
JAL/JTBと提携で訪日外国人向けに通信サービス
訪日外国人向けの取り組みとして、日本航空(JAL)やJTBとの取り組みが紹介された。
JALとは中国人観光客向けのプリペイドSIMサービスの提供で連携。上海発の日本航空便の機内で訪日外国人向けのプリペイドSIMを配布すうトライアルサービスを実施しているという。
配布されるSIMカードは中国のSNS「WeChat」のデータ通信料が無料となるもので、利用料のチャージもオンライン決済サービス「WeChat ペイメント」を通じて行える。
JTBとの取り組みは、空港やホテルで端末をレンタルできる「手のひらタッチポイント」への端末や通信サービスの提供。
実証実験ではフランスからの観光客を対象に、SNSや乗り換え案内アプリなどをインストールした「FREETEL REI」をレンタル。フランス向けの国際電話も使い放題で提供した。レンタル端末で日本の観光情報などのプロモーションを通知することで、ユーザーの利便性を高めつつ、企業と訪日外国人の接点を作るという。
佐々木希、キャイ~ン天野、どぶろっくが登場
新料金プラン「スマートコミコミ」の発表では、CMキャラクターを務める女優の佐々木希と、芸人のキャイ~ン 天野ひろゆきも登場。
増田氏が月額1590円~という「スマートコミコミ」の料金を紹介すると、天野は「儲け出るんですか」と驚きの反応を見せた。増田氏は、「まずはFREETELいいじゃんと思っていただけるのが会社の利益になる」と返し、「ITは5年で技術が変わる。販売の仕方も変わり、協業も広がっていく。どんどん新しいサービスを生み出して、次の常識を生み出していく、それが“選べる自由”だと思う」と持論を語った。
続いて、「もしかしてだけど~」という歌でおなじみのお笑いコンビどぶろっくがトークセッションに参加。「フリーテルってめちゃくちゃお得なんじゃないの~」という歌を披露した。