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ドコモの「電話帳バックアップ」が終了

「ケータイデータお預かりサービス」もシステムの更新を終了

 NTTドコモは、スマートフォン向けアプリおよびサービスの「電話帳バックアップ」の提供と、「ケータイデータお預かりサービス」はシステムの更新を11月7日で終了する。いずれも2016年3月に概要を発表していた。

「電話帳バックアップ」

 「電話帳バックアップ」サービスは11月7日にサービスを終了し、「電話帳バックアップ」アプリを利用した電話帳データのバックアップや復元などは利用できなくなる。

 アプリを起動しても、メニューを選択すると「正常に接続できませんでした(404)」というエラーが表示されるようになる。dアカウント非対応版の「ドコモバックアップアプリ」でも同様。

「ケータイデータお預かりサービス」

 「ケータイデータお預かりサービス」は、11月7日の更新終了以降、一部データについて、スマートフォンへの復元ができなくなる。対象は、スケジュール・メモ、トルカ、画像、動画、メール、テキストメモ、ToDo。そのほかのサービスは継続して利用できる。

 アプリでは、ドコモアカウント非対応版の「ドコモバックアップアプリ」において、データ一括復元では「電話帳」のみが利用できる状態になる。

 「ドコモデータコピー」とドコモアカウント対応版「ドコモバックアップアプリ」では、「お預かりデータ利用」で利用できるのは「電話帳」のみになる。

ドコモクラウドで引き続きバックアップサービスを提供

 ドコモではバックアップサービスのプラットフォームとしてドコモクラウドを提供しており、具体的には「ドコモ電話帳」「ドコモメール」「フォトコレクション」「データ保管BOX」「スケジュール&メモ」がドコモクラウドを利用したデータのバックアップに対応している。